中学 理科

原子とは(ドルトンの原子の性質)

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原子って?

ドルトン(1766年~1844年)は,物質を「それ以上分けることができない小さな粒」に分かれているという理論を説き,その「小さな粒」は原子と言われています。

なんか回りくどくややこしい言い回しですが,私たちの目に見えていない世界の話なので,実感がわきにくいのも確かです。水素原子1個の直径は約0.1ナノメートル。ちなみに1ナノメートルって言うと0.000001mm。定規では絶対に測れません。

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原子の性質

さて,原子の主な3つの性質は・・

(1)原子は化学変化でそれ以上分けることはできない

たとえば,酸化銀を加熱して銀ができますが,銀がそこから分かれることはありません。

(2)原子の種類によって,質量や大きさが決まっている

質量を取って見てみると,酸素原子1個は,水素原子と比べて16倍質量が大きく,炭素原子なら水素原子の12倍大きいです。

(3)化学変化によって,新しく原子ができたり,無くなったり,他の種類の原子に変わったりすることはない

塩化銅水溶液の電気分解で,塩化銅は塩素と銅に分解されると言いましたが,「塩化銅が塩素と銅に分解された」というだけで,何もなかったところから銅ができたり,塩化銅を作る原子がどこかへ消えてなくなったり,それらの原子がどこかへ行ったりするわけではありません。

確認問題

次の説明のうち,正しいものには○を,正しくないものには×をつけましょう。

  • (1)銀を加熱すると,銀原子は2つに分かれた。
  • (2)水素原子1個と酸素原子1個の質量は同じである。
  • (3)銅を加熱しても,銅原子から金原子を作ることはできない。

確認問題の解説と解答例

  • (1)「3つの性質」の(1)を参照しましょう。原子は,それ以上分解できませんでした。
  • (2)「3つの性質」の(2)を参照しましょう。約16倍でしたよね。
  • (3)「3つの性質」の(3)を参照しましょう。原子レベルで銅を金に変えることはできません。ヨモヤマ話ですが,古代から,どうすれば「いかに安い金属から高価な金を作れるか」という研究が盛んでした。「錬金術」というやつです。もちろん,今となっては原子レベルで金以外の金属から金は作れません。今では金は有限だよということが知られていますので,金鉱山から金鉱石をせっせと採掘する方法が取られています。取れるところでも1,000kgあたり数グラムだとか。

古代エジプトなど、古くから錬金術と呼ばれる前科学が興った。錬金術師はエリクサー、賢者の石などを追い求めた。錬金術は歴史上多くの文化圏で実践され、哲学、神秘主義、前科学が混淆する体裁がよくみられ、また多くの人間が安価な金属をどうすれば金に転換できるかに関心をもった。

化学の歴史 - Wikipedia

答え:(1)× (2)× (3)○







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