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日本の漁業(沿岸漁業・沖合漁業・遠洋漁業)

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今回は日本の漁業のうち「沿岸漁業」「沖合漁業」「遠洋漁業」について紹介します。それぞれの特徴や違いを学習しましょう。

沿岸漁業

沿岸漁業(えんがんぎょぎょう)とは,主に日帰りが出来る程度の近さの沿岸で行う漁業で,数名~家族単位で行われることが多いです。主にサバやアジなど。漁獲量は1970~80年代はほぼ横ばいでしたが,1990年代~2000年代は減少傾向にあります。原因は取り過ぎによる水産資源の減少や,海洋汚染などが考えられています。

沖合漁業

沖合漁業(おきあいぎょぎょう)とは,主に2~3日で帰ることができる範囲の漁業で,日本の漁業の生産量ベースで多くを占めています(45%程度:2008年時点で)。イワシ・サンマ・サバなどを取ります。

沖合漁業も1990年代に入り,減少傾向を見せています。イワシ類の数が減少したことや,漁業に従事する人の数が減ってきたことも原因に挙げられます。

遠洋漁業

遠洋漁業(えんようぎょぎょう)とは,主に日本の経済水域(200海里)の内外で行われる漁業で,期間は数ヶ月から1年超を要することがあります。かかる期間から察することもできますが,船や漁の規模は大きいです。主にマグロやカツオなど,長い漁でも採算の合うものを取っていきます。

遠洋漁業の問題点としては,1973年に石油危機(オイルショック)が起こり,燃料費が高くなった上,1970年代後半から各国に経済水域が設定され,これまで自由に日本が漁に出られていた海へ漁にいけなくなったことなどが原因で,現在遠洋漁業の漁獲量は減少しています。

練習問題

以下の文を読んで,後の問い(1)~(3)に答えましょう。

日本の漁業には,比較的小規模で日帰りができる程度の近さで行い,サバ・アジなどを取る( A )漁業と,中規模で行いイワシやサンマなどを取る( B )漁業,数ヶ月から1年の期間で遠くへ出て,マグロやカツオを取る( C )漁業などがある。

(A)漁業,(B)漁業,(C)漁業のうち生産量が一番大きいものは( D )漁業である。

(C)漁業の漁獲量はは1980年代以降急速に[ ア ]している。その原因は.オイルショックによる( a )費の高騰や,各国に( b )海里の( c )水域が設定されたことで,今まで漁に出ていた場所に出られなくなったことなどの原因がある。

(1)(A)~(D)に入る語を「遠洋」「沖合」「沿岸」から選んで答えましょう。同じものを何度使っても構いません。

(2)[ア]は「増加」「減少」「横ばい」のいずれかが入ります。適切なものを答えましょう。

(3)(a)~(c)に入る適切な語や数字を答えましょう。

練習問題の解答例

(1)(A)沿岸 (B)沖合 (C)遠洋 (D)沖合

(2)減少

(3)(a)燃料 (b)200 (c)経済

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