中学 社会

再生可能エネルギーと持続可能な社会

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化石燃料を燃やし続けると地球温暖化が進む

中学の地理なのにずいぶんと公民的な内容に踏み込んでいるのですが,これまで石油石炭などの化石燃料を燃やすと二酸化炭素などの温室効果ガスが発生し,地球温暖化が進んでしまうというお話をしました。

再生可能エネルギー

では燃やさないでエネルギーを発生させるしくみはあるのでしょうか?これも理科の範囲にはなりますが,たとえば電気を作るなら,火力発電は熱エネルギーを電気エネルギーに変えて電力を供給していますが,他にも発電方法はあると思います。

たとえば水力なんかはどうでしょう。水の高さ(高低差)を利用して電気に変える。理科の分野では位置エネルギーと言われるものですが,二酸化炭素は発生しませんよね。また,最近注目されている太陽光発電は光エネルギーを電気エネルギーに変えますので,これも二酸化炭素を発生させない方法として有効です。風力発電も,吹いた風が歯車を回し,機械エネルギーから電気エネルギーに変わるので二酸化炭素が出ません。地下から熱を取り出す地熱発電もそうですね。

これらのようなエネルギーを,再生可能エネルギーと言います。化石燃料のように使い続けるといつかはなくなる(枯渇する)のに比べ,自然の力を利用して何度も使えるエネルギーのことを指します。

持続可能な社会

化石燃料のようなエネルギーもそうなのですが,あらゆる資源には限りがあります。たとえば食料資源もそうでしょう。海に住む魚などは一定の頻度・割合で子孫を残しますが,食料として取り過ぎると,親がいなくなり,子孫を残すバランスが崩れ,自然界から消えてしまうおそれもあるわけです。

また,金属なども地中に埋もれている量は限られているため(錬金術のようなことはできませんから・・),限りある資源をリサイクルしないといつか尽きてしまうということも起こるでしょう。このように環境に配慮し,バランスを取って持続していく社会を持続可能な社会と呼びます。

バイオエタノール(バイオマスエタノール)

サトウキビなどから作られるエタノールをバイオエタノール(バイオマスエタノール・バイオ燃料)と言うのですが,再生可能エネルギーであり二酸化炭素の削減が期待されるということで注目されてはいますが,サトウキビ自体が食料なので,食料資源との絡みで問題を抱えています。

練習問題

以下の文を読んで,質問に答えましょう。

石油や石炭などの( a )燃料を燃やすと( b )が発生する。( a )燃料による発電は現在のところ貴重なエネルギー源だが,( b )の発生や,石油や石炭などの資源は限りがあるため,今後のエネルギー源を確保していくことが課題として挙げられる。

位置エネルギーを電気エネルギーに変える( c )発電の他にも,自然の力を利用して何度も使えるエネルギーは存在する

これらのエネルギーの他,限りのある資源を( d )することなどによる( e )な社会を実現することが望まれている。サトウキビから作られる( f )も注目されているが,サトウキビは農作物で,これもまた資源のため,まだ課題は残っている。

(1)空欄(a)~(f)に入る適語を答えましょう。ただし,(d)にはカタカナが入ります。

(2)下線部「何度でも使えるエネルギー」を何といいますか。

(3)下線部「他にも,自然の力を利用」する発電方法を,2つ挙げてみましょう。

練習問題の解答例

(1)(a)化石(b)二酸化炭素(c)水力(d)リサイクル(e)持続可能(f)バイオエタノール(バイオ燃料・バイオマスエタノール)

(2)再生可能エネルギー

(3)「太陽光発電」「風力発電」「地熱発電」など







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