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2012年 センター試験英語第6問 "procrastination"

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センター試験の過去問を生徒によく解いてもらっていますが,ある程度速読に慣れ,マーク模試でも点数がそこそこ取れた生徒に2012年の第6問の長文問題を解いてもらうことが多いです。

序盤,パラグラフ(1)は取っ付きよく読み進めることができますが,まずいきなり"procrastination"という未知の単語に出くわしたときに,"procrastination"のまま読んでくれているかどうか,まずチェックしています。

もちろん"procrastination"意味を知っていればそれまでなのですが,ほとんどの生徒は…知りませんよね。市販の単語帳に載っているのを見たことがありません。明らかに見たことがない単語については,意味を記憶から思い起こす時間すら無駄なので,本文から意味を推測し,それを当てはめていくことで本文を把握していきます。ちなみに私も初めて読んだときは「グダグダになること」などと適当に訳語を付けてスルーしていきました。とにかく時間を取られていてはもったいないので,しっくりくる意味を探し,当てはめます。(あるいは先程言ったような"procrastination"のまま読んでくれるのもアリ)

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最初のパラグラフで,"procrastination"にはいくつかの要因(factor)があるよ,と紹介して,(2)パラグラフで,1つ目の要因について解説しています。

問1で(2)パラグラフの内容について聞かれていますが,センター試験っぽい?選択肢の作りになっています。

  • ①はunpleasant tasksと書かれていますが本文で「忘れる」って話は出てきてませんよね。
  • ②は本文で「自転車が好きな人」について書かれており,"fast"と書かれているので一見正しそうに見えるのですが,よく見てみると余計な1語が混ざっており,引っ掛けてあったとか。
  • ④も一見すると,選択肢の中にある単語だけをつなぎあわせて読めば正解っぽく見えるのですが・・・文脈を見てみると本文と言っていることとかけ離れていると感じます。

「選択肢の中にトラップを仕込んである」本文を読んでそのトラップに気づくことさえできれば良いのですが,その練習は過去問をよく読んで(選択肢もよく読んで)対策を掴んでいきたいです。

問2では,(3)パラグラフの内容についての質問がありますが,

  • ①と③は本文と1語違うだけで,真逆の内容になってしまっているのに気づきましたか?notなどを見逃したために失点している生徒がぼちぼち見られました。
  • ④は先程と似たパターンで,本文で使われている単語を並べると「それっぽく見え」ますが,それっぽく見えるだけで内容が全然本文とかけ離れてしまっていたり。

生徒たちには時間を14分(80分×36点/200点)きっちり計って解いてもらっていますが,問1と問2で④番(両方ともハズレ)を選んでしまった生徒が多いような気がしました。以降の問題は勘を得たのか正解率が高い傾向にありました。

「対策問題集」や「マーク模試」も雰囲気を知るためには良い問題集なのですが,センターの過去問は選択肢の作りが模試よりも巧妙な気がします。

どこに間違いが潜んでおり,どれを消去するのか?

過去問を多く解き,選択肢の傾向を出来るだけつかみ,出来るだけ正解率を上げていきたいですね。







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