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2016年センター試験 英語解説 第2問C 応答分岐

公開日: : 最終更新日:2016/08/28 入試分析, 英語, 高校

2016年のセンター試験英語、第2問Bに続き、第2問Cは答えが分岐していき、一番正しいものを選ぶ問題です。この問題はこれと言った解法がおそらく確立されておらず、一番安全な方法は、全ての選択肢について一応検討しながら、流れに沿った英文になるように作っていくことでしょうか。でもそうすると時間がどれだけあっても足りない。

もし仮に解法があるとするならば、会話文を読んで、答えになりそうな所の目処を先につけておいて、「これは絶対にないな」の組み合わせ消していくことでしょうか。2×2×2で8択あるので、どうしても誤魔化しが効かないので。

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問1

マイカ:「夏のキャンプの最終日の夜にキャンプファイヤーをするってのはどう?」
ナオミ:「最近とっても乾燥してるから、  24  」

この時点で文脈と選択肢から、「先生許してくれないよねー」的なニュアンスを掴み取ればOKなんでしょうね。

A(~とは思わない)から始めた場合

  • A→Aの場合「先生が許してくれるとは思わない」
    • A→A→Aの場合、allow O doingの形は取れないので、切っても良いでしょう。
    • A→A→Bの場合、allow O to doの形に綺麗にはまって文法的には正しい。意味を拾ってみると「火を着けることを許してくれない」になって大丈夫そうですね。
  • A→Bの場合「先生が同意しないとは思わない」となり、あとの選択肢に続くと、「火をつけるのに同意しないとは思わない」となって、火ーつけるんじゃん!となってしまいます。「乾燥してるから」のくだりは一体何だったのでしょうかとなってしまい、A→Bの流れはなさそうですね。

B(~だと思う)から始めた場合

  • B→Aの場合「先生が許してくれる」となり、A→Bと同じく火をつけることになり文脈に違和感があります。
  • B→Bの場合、文法的なことになりますが、agreeを他動詞で使うとき、agree to doまたはagree that…の形がきます。B→B→Aのようにagree O doingやB→B→Bのようにagree O to doの形は見られません。

問2

ジョージ:「時々自分がいいミュージシャンじゃないって感じるんだ」
ロビン:「しっかりしろ!  25  」

で、選択肢と会話の流れを見ると「お前より才能があるやつなんていないんだから」とか「世界一すげえやつなんだから」みたいな感じで励ましてるシチュエーションが想像できればまず第一関門クリア。問1と同様、Aから始まる場合、Bから始まる場合に分けて考えていきましょう。

A(誰も~ない)から始めた場合

  • A→Aの場合「誰も才能がない」でmoreが付いているので、比較の形になりますね。これを踏まえて次の分岐に進みます。
    • A→A→Aの場合「他の人ら全ての中で、誰も才能がない」となり、一体何を言っているんだと。
    • A→A→Bの場合「あなたより才能がある人は誰もいない」と、うまいこと励ましの言葉になっていますね。
  • A→Bの場合「誰も一番才能がない」になって、これは励ましてるんだか貶してるんだか分からなくなる…もうこの時点で切っちゃいましょう。

B(あなたは~だ)から始めた場合

  • B→Aの場合「あなたは才能がある」でmoreが付いてるから比較の形を取るのですが、そうなると次に来るのはthanが付いてるBの一択(B→A→B)になって、「あなたはあなたよりも才能がある」。文学的というかキャッチコピーというか、そんな言葉を会話文の中に持ってこないでしょうね…。
  • B→Bの場合、「あなたは一番才能がある」と言っておいて…
    • B→B→Aの場合、「あなたは他の人たちすべての中で一番才能がある」…と、したいのですが、the mostのような最上級の場合、inを使うこともあるのですが、その場合in the world(世界じゅうで)とかの場合で、allが付く場合はinでなくてofを使う方がふさわしい・・・ということで一見励ましてるように見えつつも、使い方を間違えています。
    • B→B→Bの場合、…the most…と言っておきながらthanは続かないでしょう。

というわけで、答えはA→A→Bの2番となります。

問3

ポール:「なあヨーコ、子どもにピアノで教えれることが無くなっちゃったよ。今じゃ僕より上手く弾ける」
ヨーコ:「うーん、もしかすると  26  」

分岐と選択肢を見ると、真ん中に「他の誰か」とあるので「誰か他の人に教えてもらった方がいいんじゃない」と来るのがそれっぽいのかな、と推測していきます。

A(should get)から始めた場合

  • A→AとA→Bでは”someone else”と”anyone else”の違いで、anyone elseだとこの場合「他の誰でも」になってしまいますね。何か違和感。A→Aでしょうね。
  • さらに、get O to do ~ で「Oに~してもらう」という意味合いが加わりますので、A→A→Bはあり得そう、と判断できます。

B(should take)から始めた場合

  • getと同じように文の形を見ると take O doという形(B→*→A)はないので無しとして、take O to do ~だと「~するのにO(時間)かかる」という意味が出てきてしまい、ずいぶんと話題からそれていってしまうのでこれもないでしょうね。Bから始まる場合は無いでしょう。

ということで、答えはA→B→Bの4番。

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