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2016年センター試験 英語解説 第3問B 不要文削除 問1

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センター試験第3問のBは「不要文選択」問題です。1パラグラフの文章に4か所、文単位で下線が引っ張っており、「この文はどう見ても要らんだろ…」というものを選ぶ問題になっています。この問題、コツをつかんで慣れてしまえばスピーディーに正解できます。やり方さえ間違わなければ得点源になり得るのです。実際に問題文を手元に読み解いていきましょう。

先頭から選択肢①まで

「日本の学生たちはもっと実用的な活動に参加していて、授業で事実を記憶するのはその逆になってきてる云々・・」ということが書かれています。パラグラフの先頭の1文はある意味タイトル的な要素を持っています(トピックセンテンスとか言われてますね)ので見逃せません。ここがキーになると思いながら読み進めることになると思われます。

次の1文も最初の1文目を裏付けるかのように「学生たちは実際の経験を通して科学の原理を学習している」と言ってます。

選択肢①の読み取り

「彼ら(→日本の学生?)は世界中の他の学生たちと比べて科学がよく出来る」…と書かれています。一見「先頭から選択肢①まで」で言ってること、つまり実体験を通して科学を学んでいることと繋がってるようにも思えるのですが、この選択肢を保留(削除しないまま読み進む)するなら、選択肢②が選択肢①の話を受けて続かなければなりません。そこに気を付けて、選択肢②を読んでみましょう。

選択肢②の読み取り

「ワイヤーや磁石、クリップなどの日用品を使ってモーターを作る」…とあります。「実体験を通して科学を学習している」本論からはブレていませんが、選択肢①とは全く繋がっていません。ということはこの時点で正解(除外する文)は①になるでしょう…。消化試合的に他の文も見てみます。

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選択肢③の読み取り

「塩と氷で手作りのアイスクリームを作る」。これはほとんど選択肢②と並列しているので、この2つを見たら方向性が同じ、この中で1つ消すとか難しいでしょう。②と③はつながっており、まとめて保留です。

選択肢④の読み取り

「学生たちは、この学習スタイルが好きだと言っている。というのも、実用的なのと同様に、楽しくて教育的だ(ためになる)からだ」。これも、先頭で言っていることからほぼズレてないしブレてない。これも保留にするべきで、結局①が正解ということを裏付けるのでしょう。

まとめ

この問題を含め、以後第3問のBでは、以下のことを念頭に入れて英文を読み解いていきましょう。

  • 先頭の文(トピックセンテンス)からかけ離れている選択肢は切れる候補
  • 選択肢どうしが似たようなニュアンスだったら(並列していたら)両方共切れないかも
  • 選択肢どうしが繋がりにくい(繋がらない)とき、その前後に正解があるかも

重要単語と意味

  • engage in ~:~に従事する、参加する
  • practical:(形容詞)実際の、実務的な
  • activity:(名詞)活動
  • memorization:(名詞)暗記、記憶
  • fact:(名詞)事実
  • actual:(形容詞)実際の
  • experience:(名詞)経験
  • such as:~のような
  • in comparison with ~:~と比べると
  • A as well as B:Aと同様にBも
  • method:(名詞)方法
  • encourage A to B:AにBするよう励ます/促す

日本語訳例

昨今の授業では事実の暗記作業が減り、生徒たちは実践的な活動をより多く行っている。生徒たちは実体験を通して、科学の原理を学んでいる。①彼らは世界中の他の生徒達と比べると科学で良い成績を取る。 ②彼らは針金や磁石やペーパークリップといった日常物資を使って電動モータを組み立てる。 ③彼らは塩と氷で手製のアイスクリームを作る。 ④生徒たちは、楽しくて勉強になるのに加えて実用的であることから、この新しい学習スタイルが好きだといっている。 この新しいやり方で生徒たちがより科学に興味を持つようになることが期待されている。







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