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2018年センター試験 英語(筆記)ダイジェスト

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2018年(平成30年)のセンター試験、英語(筆記)。また後日解説とか上げていきたいのですが、先にとりあえず、大問別にどんな感じの出題傾向だったかだけ個人的な感想をまとめておきます。

来年受験の方向けにアドバイスもできればなぁと。

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第1問 発音・アクセント

A 発音

問1、問2はよく出るパターンだったと思います。特に-edの発音なんかは対策本や予想問題集によく載ってますし、対策してる人は出来たと思います。問3は解く時に単語を口パクで音読してしまいました。

というわけで、ここはリスニングの勉強も兼ねて、単語帳にCDが付いていれば音に合わせて発音を。CD付き長文集のシャドーイングも効果的!

 

B アクセント

今年もアクセント問題頻出語は多かった一方で、カタカナ語のアクセントが少なかったような気もします。問題そのものは典型的で、よく対策しておけば苦労はないと思います。今年は、語の先頭に来るアクセントが鍵になったような気がする。

個人的には発音・アクセントはこの本一冊あれば典型パターン抑えられるかなと。

第2問 文法語法・並べ替え・会話文

A 文法・語法4択

今年も2017年に引き続き、難問・奇問のような問題がなかったような感じで、オーソドックスな4択問題をやっていればスピーディーに解けるんじゃないかと思います。これも毎度のことなんですが、問9のように、選択肢に"should"と"shouldn't"を入れるなど、多少読解力が試される場面もあります。

ここの勉強法ですが、上で紹介した「面白いほど…」やネクステージ、ヴィンテージなどの文法問題集を解いて解いて覚えて理解する・・・のが一番近道ですが、続かない人は多いと思います。続かない人は、ちょっと簡単な長文を音読する中で基本を叩き込むのがよろしいかと。「あ~、英語の文/文章ってこうやって出来てるんだ」「このイディオムの使い方はこうかぁ」など、慣れて行ったらいいのかなと。本屋で手にとってみて、「これなら読めるかも!」と思ったやつで、分量も少なくて解説豊富な簡単めの長文問題集がいいでしょうね。

そこで英語への抵抗をなくして、いずれ文法問題集やってもらうことになるんですけど・・・ねw

B 並べ替え

例年に比べてかなり易化したようか感じがします。ここも文法問題集でカバー出来ると思います。

C 会話文

ここが今回のセンター試験の鍵になると思われます。配点も4点から5点にアップしています。

2017年の第2問C第3問Aがドッキングしたような形で出題されました。会話文を読みながら適切なセリフを考えていく問題。前年と何が違うかというと、会話が長めになっているので、話の内容を踏まえて応答を考える必要があります。応答の正しさにプラスして、文法語法も混ぜての8択。選択肢が多いので当てずっぽうが効かない(しかも配点がでかい)という辛さ。今後もこの流れになるのでしょうか。

第3問 不要文選択・要約

A 不要文選択

去年までの第3問Bが繰り上がり、第3問Aになりました。詳しく調べていないので何とも言えませんが、語数が少し増えたように思えます。問題自体はいつものパターンです。例年ここが伸び悩む人が多く解説を入れているのですが、パラグラフの書き方(パラグラフ・ライティング)を少しかじるとパラグラフの構造が分かってきます。

この問題はセンター試験独特で(「語句単位で間違ってるものを選べ」とかだったら私大入試で対策できますが)、過去問や予想問研究がいいとは思いますが、基礎固めにいいのは「速読英単語必修編」あたりかと。出版元のZ会のページに「読解アシスト」という補足集が付いており、パラグラフ内の文の説明が付いてます。速読英単語を読むときはいっしょにCDも買ったほうがいいです。いや、CMとかじゃなくて・・・。目と耳と自分の声(シャドーイング)で英文を体で覚えるんです。早い人は数周、遅い人でも30周ぐらいする頃には上達しています。

 

B 要約

ここは去年の第3問Cと変わらず。ディベートの最中に司会者が「で、あなた(たち)の言ってることを一言でまとめると・・・」というやつです。問題文は長いですが、選択肢の根拠を探していくのは比較的易しい問題です。あ、そこそこの長さの長文に慣れていたらの話です・・。

ここから先はセンター試験レベルの長文に慣れてきている前提でお話しします。基礎固めがおぼつかない人は本屋で自分のレベルに合った(これならなんとか読める!かも・・ぐらいのレベルの)長文集で基礎を付けてから、過去問に入ると良いでしょう。個人的には「英語長文ハイパートレーニング」あたりかなと。でも参考書選びは個々のレベルに合わせてください!そして過去問はガッツリやってください。

第4問 図表・広告読解

A 図表付き英文読解

ここ数年、出題形式が安定してくれているおかげで対策は立てやすかったのではないでしょうか。2017年の第4問Aと出題傾向が同じで、しっかり対策をしていれば苦労しないはず。

B 広告文読解

前年と比べて問題数が1つ増えました。語数はそんなに多くない中で問題数だけが1問増えたため、個人的にはお得感があります。解き方は人によりますが、選択肢を読まず、先に問題を読み込んでから「あ~、大体この辺りに答え隠れてそう」というポイントを絞ればいいんじゃない?と教えてます。

長文の取っ掛かりが悪い人でも、広告形式なのでなんとか読める人も多く、センター英語の長文、何か始めよう!と思った人が「じゃあここからやってみればいいんじゃない?」と解いてもらってる問題です。

最終的には5分以内で読めたらいいかな。ここの読解の速さがセンター英語の全体を左右するんじゃないかなぁとも思います。

第5問 宇宙人の探索日誌を読解する問題

前年の第5問は物語文からの出題でしたが、2018年は時系列の探索日誌がお題になっています。出題傾向が変化したのでその分戸惑った受験生もいるんじゃないかとは思いますが、時系列にまとめられており、1日目、4日目・・と読んでいく分には、物語のようにストーリーを把握するよりやりやすかったんじゃないかなぁと思います。

あと、語句の意味を問う問題が出ましたね。reservationに下線が引かれており「予約じゃ~ん」と思って1番を選んでしまう前に・・・そもそも下線部問題なんですから、ちゃんと前後の文脈を読みなさいよ、ということを国語で教わってますよね?お忘れなく・・。

対策ですが・・文章が以前より細切れになっていることを考えると、2015年以前のセンター試験第5問の「送ったEメールとその返信」や「手紙とブログ」など、1つの物事に対して複数の視点から書いた文章がお勧めなのかなとも思います。第6問を解いてても対策になるんじゃないか?とも思います。

第6問 長文読解問題

ここは安定して変わってないですねぇ。そして本文の難易度も2017年の第6問と大差なく、しっかり対策してきた人にとっては得点源となったんじゃないでしょうか。

Aはパラグラフ単位の設問なので解きやすい(答えの根拠を探しやすい)ですし、最後まで読めればBもおまけで取れますね。

気になるのが、ここにも語句の意味問題が出てきてるということ。archaicはさすがにそうそう分かる人は多くないんじゃないかなぁ・・・と。一応必須単語だったら怖いので「システム英単語」「速読英単語上級編」で調べてみましたが、なかったです。分からないものは「前後の文脈から推測」。そうすれば答えが自ずと出るように出来てますし、前後をちゃんと読む!ということでしょうかね。

去年、単語推測問題が消えた!と思ったのですが…語学では、分からない語を周りの文脈から推測する力って必要なんじゃないの?と思って、また出されるだろうと思い、意味推測問題を多く解かせていました。今年はまさか12点分も出るとは…。

総評

問題傾向の変化があった年は(戸惑いもあってか?)少し平均点が下がることが多いので、今回もそうなのかなぁとは思いつつ、3番・4番・6番などはタイプが変わっていないのでガガガっと大きく下がることはないのでは?と踏んでいます。配点の高い第2問Cはどれぐらいできたでしょう?それによっても変わってくるのかなと思います。

平均点の発表を待ちましょう。時間があれば、各問題、解説していきたいと思ってます。







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